Shiho Tanaka
[東京 20日 ロイター] - 不動産経済研究所が20日発表した3月の首都圏(1都3県)新築分譲マンション市場動向によると、発売戸数は前年同月比35.5%減となった。神奈川県以外の地域が落ち込み、3カ月ぶりに減少した。1戸当たり平均価格は前年比0.7%下落し11カ月ぶりのマイナスとなったが、2月に続き1億円台を維持した。2025年度の発売戸数は前年度比2.6%減と4年連続で減少。平均価格は5年連続で上昇した。
3月の発売戸数は1425戸。平均価格は1億0413万円で、東京都などで高額物件が売り出された前年よりは下落した。1平方メートル当たりの単価は159万円と11カ月連続で上昇した。東京23区では発売戸数は44.6%減の594戸、平均価格は0.6%上昇し1億5023万円だった。
首都圏で3月に新規販売されたマンションの初月契約率は64.5%で、好不調の目安となる70%を下回った。4月の発売は1000戸程度を見込んでいる。
25年度の発売戸数は2万1659戸で、1973年度以降で過去最少だった前年度をさらに下回った。一方で、1戸当たり平均価格は15.3%上昇し9383万円で5年連続、1平方メートル当たりの単価は14年連続で上昇し、いずれも過去最高値を更新した。
東京23区では、発売戸数は6.8%減、平均価格は18.5%上昇し1億3784万円と3年度連続で1億円台となった。