Olivia Le Poidevin

[ジュネーブ 10日 ロイター] - 国連世界食糧計画(WFP)は10日、イラン紛争による混乱でレバノンが⁠食料安全保障の危機に直面していると表明した。

WFPの同国担当ディレクター、アリソン・オマン氏はベイル⁠ートからビデオリンクを通じ、「われわれが目の⁠当たりにしているのは、単なる避難民の危機にとどまらず、急速に食料安全保障の危機へと発展しつつある」と指摘。食料価格の高騰⁠と避難民に伴う需要増加により、食料がますます⁠手に⁠入りにくくなっているとの懸念を示した。

WFPによると、野菜価格は3月2日以降20%超上昇し、パンの価格は17%値上がりしている。

一部の市場は完全に機能を失っており、⁠特に南部では市場の80%以上が機能していない。ベイルートの市場も厳しい状況という。

イスラエル軍の攻撃対象となっている南部は、食料援助の搬入が困難になっている。現地の業者から⁠は必須食料の在庫が1週間を切っているとの報告が寄せられている。

オマン氏はレバノン全土で約90万人が食料不安に直面しており、その数はさらに増加すると予想した。

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