[17日 ロイター] - 米国株式市場は続伸。航空会社や旅行関連銘柄の上昇が目立った。市場参加者は18日に結果が判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)を注視している。

航空会⁠社や旅行会社は米国とイスラエルによるイラン攻撃やエネルギー価格高騰に関連したここ数週間の下げから持ち直した。

デルタ航空は6%超、アメリカン航空グループは3.5%、それぞれ上昇。いずれも今四半期の売上高見通しを引き上げたことを⁠好感した。ユナイテッド航空は3.2%高。ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングスやエクスペディ⁠ア・グループも上昇した。

米連邦準備理事会(FRB)は17─18日のFOMCで政策金利を据え置くと予想されている。会合ではインフレ懸念と雇用市場減速の兆候が検討材料となる中、原油価格の高騰に対する懸念が大きな焦点になる見込みだ。

ベアード・プライベート・ウェルス・マネジメントの投資ストラテジスト、ロ⁠ス・メイフィールド氏は「FRBが原油ショックをインフレ要因と見なし、よりタカ派的な金融政策で対応する構え⁠を示せば、⁠市場にとって問題となり得る」と指摘。「最良のシナリオはFRBが状況を注視しつつ、過去と同様に大規模な原油ショックを一過性と見なす姿勢を何らかの形で示すことだろう」と述べた。

S&P総合500種の金融指数はプライベートクレジットを巡る懸念を背景とした先週の下げから回復し、ブラックストーンが4.6%高、アポロ・グロ⁠ーバルが5.3%高。KKRも3.3%上昇した。

エネルギー大手のオクシデンタルやコノコフィリップスは原油高を受けて約1%上昇した。

配車大手ウーバー・テクノロジーズは4.2%高。エヌビディアの自動運転ソフトウエアを搭載した自動運転タクシー(ロボタクシー)を配車ネットワークに導入すると発表した。

一方、重工業大手ハネウェル・インターナショナルは1.3%安。中東紛争が第1・四半期の売上高に影響を及ぼす可能性があると明らかにした。

S&P500では値⁠上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.7対1の比率で上回った。

米取引所の合算出来高は169億株。直近20営業日の平均は198億株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 46993.26 +46.85 +0.10 47085.53 47428.12 46975.52

前営業日終値 46946.41

ナスダック総合 22479.53 +105.35 +0.47 22458.03 22569.64 22409.08

前営業日終値 22374.18

S&P総合500種 6716.09 +16.71 +0.25 6722.35 6754.30 6710.80

前営業日終値 6699.38

ダウ輸送株20種 18051.70 +198.07 +1.11

ダウ公共株15種 1184.04 -2.83 -0.24

フィラデルフィア半導 7836.83 +40.58 +0.52

VIX指数 22.37 -1.14 -4.85

S&P一般消費財 1814.78 +17.89 +1.00

S&P素材 622.17 +1.09 +0.18

S&P工業 1405.84 +3.47 +0.25

S&P主要消費財 947.78 -4.54 -0.48

S&P金融 821.12 +4.17 +0.51

S&P不動産 270.41 +0.55 +0.20

S&Pエネルギー 894.01 +9.02 +1.02

S&Pヘルスケア 1738.73 -16.23 -0.92

S&P通信サービス 446.16 +2.96 +0.67

S&P情報技術 5387.05 +11.29 +0.21

S&P公益事業 475.88 -1.22 -0.26

NYSE出来高 13.02億株

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 54215 + 795 大阪比

シカゴ日経先物6月限 円建て 54105 + 685 大阪比

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