米国は中東情勢の緊迫化に伴い、世界各地に分散配備された兵器ストックからステルス巡航ミサイルをイランでの作戦に投入する見通しだと、ブルームバーグが4月4日に報じた。これはドナルド・トランプ大統領がイランの軍事能力は「完全に壊滅した」と表明した後の動きだ。

ブルームバーグによると、米国は3月末、太平洋地域に配備していた軍事資産を中東に再配置する命令を出した。韓国から高高度防衛ミサイル(THAAD)システムなどを同地域へ移動させたのも一例だ。

今回の報道によると、中東にミサイルを振り向けることで、世界全体で使用可能な長距離ステルス巡航ミサイル「JASSM-ER(ジャズムER)」の残数はイラン戦争開始前の約2300発から約425発に減少するとされる。ブルームバーグによれば、これはB-1B爆撃機約17機が一度の任務で使用する量に相当する。

本誌は4日、国防総省へ電子メールでコメントを求めた。

米軍の世界的配備再編
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