<英軍とアフリカをめぐる主導権争いが、兄弟の確執の原点だった──。従事したい公務がかぶって衝突した2人、新刊の内幕本が明かす王子同士のライバル関係>

英軍をめぐってウィリアム皇太子が競争心を燃やしたせいで、ヘンリー王子は「小さな弟」役を再びやらされると感じた──。英皇太子夫妻の軌跡を描いた英王室ジャーナリスト、ラッセル・マイヤーズの新著『ウィリアムとキャサリン』が、王子2人が対立した原因に新たな光を当てている。

同書によれば、不和が始まったのは、2016年にヘンリーの交際相手としてメーガン・マークルが登場するずっと前。ヘンリーも回顧録『スペア』で同様の主張をしているが、マイヤーズが根拠にしたのは王室関係者の証言だ。

兄弟の仲たがいはこの約10年間、アンドルー元王子の失墜劇とともに、英王室の最大の話題の1つになっている。その主な要因がメーガン妃だったことは、ヘンリー側の主張でも、王室支持派の反論でも明らかだ。だが同時に、それ以前から問題があったと、ヘンリーは強調してきた。

マイヤーズによれば、ウィリアムは公務に従事し始めて早々、慈善行事などに出席するだけでなく、明確な効果のあるプロジェクトを希望した。兄弟がそれぞれ関心のある分野に専念したらどうかと考えたが、どちらもアフリカの自然保護活動や軍関係の活動を望んだせいで確執が生じた。

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「ヘンリーは激怒した」