オーストラリアを訪問中のカナダのカーニー首相は5日、両国が重要鉱物に関する新たな協定に署名し、オーストラリアが主要7カ国(G7)の「重要鉱物生産同盟」に参加すると明らかにした。
重要鉱物の生産・加工の大半を支配する中国から、サプライチェーン(供給網)の多様化に向けて取り組みを進めている。
カーニー氏は豪議会での演説で「きょう、重要鉱物に関する一連の新たな協定に署名した。オーストラリアのG7鉱物同盟への参加もその一つで、同盟は信頼できる民主主義国家による鉱物埋蔵量で世界最大規模の枠組みだ」と述べた。オーストラリアとカナダは世界のリチウムとウランの約3分の1を生産するほか、鉄鉱石の世界生産量の40%超を占める。
カーニー氏はアジア太平洋地域を歴訪中で、すでにインドも訪問し、日本にも訪れる。
カナダは豪訪問に先立ち、防衛・海上安全保障、貿易、人工知能(AI)などの分野でも両国の協力を深化させる方針を示していた。
[ロイター]

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