米アメリカン航空グループは、ウェブサイトでの台湾に関する表記を変更したことを確認した。中国の要請を受けた対応。ユナイテッド航空とデルタ航空もこれに続いた。
これら航空各社のウェブサイトでは現在、台北の空港コードと都市名のみが記載され、「台湾」という表記はない。
中国政府は航空会社を中心とした海外企業に対し、ウェブサイトで台湾を中国の一部と表記するよう要求していた。ホワイトハウスは5月、政府による未来の監視社会を描いた作家ジョージ・オーウェル氏を引き合いに出し、「オーウェル氏の作品を想起させるようなばかげたものだ」と批判していた。
中国は変更の期限を7月25日に設定していた。先月にはこの問題に関する米国からの協議要請を拒否した。
アメリカン航空の広報担当は「他の航空会社と同様に、中国の要請に対応するため変更を実施した」とし、「航空事業はグローバルであることから、事業を展開する国のルールに従う」と説明した。
米国務省とホワイトハウスは現時点でコメント要請に応じていない。
[ワシントン 25日 ロイター]

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