カナダの最大都市トロントで23日昼、ワゴン車が約1.6キロにわたり歩道を暴走し、歩行者をはねる事件が発生した。警察によると、10人が死亡、15人が負傷した。

トルドー首相は事件を「悲劇的で無分別」と批判した。

地元警察によると、車を運転していた男はアレク・ミナシアン容疑者(25)で、過去の犯罪歴はなし。警察の会見では、故意の行動の可能性が大きいとの見解が示されたが、動機は不明。

カナダ公共放送CBCは、政府関係者の話として、男は過激派組織との関連はないと伝えている。

事件は現地時間午後1時半ごろ、トロント市の北部で発生。歩道は昼休みを取る会社員らで込み合っていた。

トロントでは現在、先進7カ国(G7)外相会合が開催されているが、警備体制に変更はないという。

ある目撃者はCNNに対し、バンは通行人を標的にしていたようだったと証言。「男は意図的にやっていた。止まることなく次々と人をはねていた」と述べた。

[トロント 23日 ロイター]
120x28 Reuters.gif
Copyright (C) 2018トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます