[ジャカルタ 8日 ロイター] - インドネシアのスリ・ムルヤニ財務相が8日、内閣改造の一環で解任された。

プラボウォ大統領は後任にエコノミスト出身で預金保険公社会長のプルバヤ・ユディ・サデワ氏を起用した。

スリ・ムルヤニ氏はインドネシアで最も長く財務相を務めた1人で、3人の大統領に仕えた。税制改革を進めたほか、パンデミックや世界的な金融危機など、複数の危機を乗り切り、高く評価されていた。世界銀行の専務理事も務めた。

発表を受け、ジャカルタ株式市場は下げに転じ、1.3%下落。通貨ルピアはほぼ変わらず。

同国では2週間にわたって政府への抗議活動が続き、公正な税制を求める声も出ていた。8月下旬の抗議デモではスリ・ムルヤニ氏の自宅が襲撃された。

プルバヤ氏は米パデュー大学で経済学の修士号と博士号を取得。国有証券会社ダナレクサ証券の最高経営責任者(CEO)も務めた。

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