英国のキャメロン首相は22日、米大統領選で共和党の指名候補をほぼ確実にしたドナルド・トランプ氏との面会を準備する意向はあると述べた。ただ、イスラム教徒の米国入国を一時的に禁止する同候補の提案について、「非常に危険」とする批判は維持した。
キャメロン首相は12月、同提案について「争いの種をまく、バカバカしい、誤った」ものと指摘した。これに対し、トランプ氏はおそらく同首相と良好な関係を築くことはないだろうと反撃した。
しかしその後、両者による対立は鎮まる兆候を見せ、同首相は22日のテレビ番組「Peston on Sunday」で、トランプ氏が大統領選前に英国を訪問すれば、面会する意向であることを明らかにした。
「米国の大統領選指名候補者による英国訪問は従来から続く慣習であり、来訪された場合は喜んでお会いする」と述べた。一方、トランプ氏も先週、同首相と「良好な関係」を築くことを期待していると述べ、批判を緩める姿勢を見せた。
トランプ氏は20日、同首相から英国に招かれたと述べたが、首相府はこれを否定した。
[ロンドン 22日 ロイター]

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