ロンドン初のイスラム教徒市長となったサディク・カーン市長は15日、米大統領選で民主党候補のヒラリー・クリントン氏を支持すると表明した。

共和党候補ドナルド・トランプ氏が支持しているような反イスラム的な視点は過激派組織イスラム国(IS)を「利する」ものだと警告した。

カーン市長は、就任後初の訪米で当地に立ち寄り、自分はクリントン氏の「大ファン」だとして、大統領選での勝利を願っていると述べた。

市長は、学者らに45分間講演した後、記者団に「(クリントン氏は)大統領候補として最も経験を積んだと言える人物だ」と語った。

就任直後、市長はトランプ氏が提唱したイスラム教徒の移民・難民の米入国禁止案を「無知」と一蹴している。

講演で市長は、トランプ氏の名指しを避けながらも「イスラム教徒は米国で歓迎されていない、またはイスラム教徒であることと西側の人間であることは両立しないといった示唆は、図らずもISを利する結果になる」と述べた。

[シカゴ 15日 ロイター]
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