しかし、インタビューでは「自分にどれだけの選択肢があったのか分からない。仕事をする中で有害な例をたくさん見てきた」と話し、子役であることに複雑な感情を抱いていたことを告白した。

「大人の立場に押し込まれたように感じていた。若くして一家の大黒柱となり、役割の逆転がたくさん起きて、本当に大人になったような感じがした」と話すゼンデイヤは、今になって初めて自分の世界が狭かったことに気づき、当時経験できなかった悩める思春期を過ごしているとコメント。一方で「私の将来はどうなる?永遠に人前に立つ仕事を続けることができる?」と将来への不安も口にし、「自分の子どもにはこの問題に直面してほしくない」と子役経験者ならではの悩みも明かした。

ネットでは「隣の芝生は青く見える」と若くして富を得たことを羨む声がある一方、「そうしたことは差し置いて、彼女のキャリア形成は目覚ましい」「子ども時代を知り、とても誇りに思う」「今からでも学校に行けるよ」「次は監督に挑戦かな」「(同じく子役から大スターとなった)ジョディ・フォスターを目標にして」と、多くのエールが寄せられている。

[筆者]
千歳香奈子

北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

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