現在私はポートランドを拠点に、女性の生殖権を擁護する活動に取り組んでいる。TikTok(ティックトック)などのSNSで約300万人のフォロワーに向け、性と生殖に関する話題を発信している。啓発は力であり、語り合うことで恥の意識は払拭できるというのがモットーだ。

私が勤めている病院は中絶を禁じるカトリック系の組織が運営している。だがそうした環境だからこそ、患者に客観的な助言ができる医師の存在は大切だ。

あれ以来、数百件の中絶手術を行ってきた。16歳の私が今の私を見たらさぞかしショックだろう。一方的な話しか聞かされていないと気付いたときは考え方を改めてもいいのだと、昔の私に伝えたい。彼女なら、私のSNSを楽しんでくれると思いたい。

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