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シリアのアレッポ地域からバスでトルコ国境を目指す少女(2016年2月10日) Ammar Abdullah-REUTERS

161件

 開戦から昨年までの化学兵器による攻撃の数。シリア系アメリカ人医師会が、シリアの医師や医療関係者によるリポートや目撃談をまとめた。証拠が不十分な化学兵器使用はさらに133件ある。161件のうち、2012年は2件、2013年は35件、2014年は55件、2015年は69件と、年々増加してきた。使用された化学物質は塩素(64.6%)、サリン(1.9%)、マスタードガス(0.6%)、正体不明の毒ガス(32.9%)。

【参考記事】シリア内戦で高まるサリン使用の現実味

1492人、1万4581人

 上記161件の化学兵器使用による死者数と負傷者数。いずれもシリア系アメリカ人医師会が推定する最少人数。

705人

 2011年の開戦からこれまでに殺された医師と医療従事者の人数。人権のための医師団によると、その大半はシリア・アサド政権の軍隊に殺された。多くの医師が逃げるか、拘束されるか、殺されたが、東部の主要都市アレッポには今も約80人の医師が残っているという。

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1万5525人

 シリアを出て保護者とはぐれるなど、一人ぼっちの子供の数(ユニセフ)。

5万+枚

「シーザー」という暗号名の元憲兵隊カメラマンがシリアから持ち出したとみられる写真の枚数。アサド政権による拷問や虐殺の模様を捉えたものとされる。ニューヨークのホロコースト博物館などで展示された。

30万6000人

 難民として生まれたシリア人の子供たちの数(ユニセフ)。

480万人

 2011年以降にシリアを出た難民の数。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、そのうち270万人がトルコに、100万人がレバノンに、63万9704人がヨルダン、24万6051人がイラク、11万8512人がエジプトにいる。