ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官は8日、いかなる制裁もウクライナ戦争におけるロシアの方針変更を強いることはないとの立場を示した。
クレムリン担当記者に対し、「いかなる制裁もロシアに対し、大統領が繰り返し表明してきた一貫した立場を変えさせることはできない」と強調した。
トランプ米大統領は7日、ロシアに対する制裁の第2段階に移行する用意があると述べ、ロシアやロシア産原油購入国に対する制裁強化を示唆した。また欧州連合(EU)のコスタ欧州理事会議長(大統領)は、EUの新たな制裁は米国と緊密に調整されていると述べた。ペスコフ氏は、西側諸国の制裁は「ロシアに圧力をかけるという点では全く役に立たないことが判明した」と語った。
ロシアは政治的・外交的手段を通じて目標を達成することを望んでいるが、欧州とウクライナが関与を望まないため「特別軍事作戦」を推し進めると述べた。
[ロイター]

Copyright (C) 2025トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。
米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由
※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます