タイとカンボジア国境地域での交戦を巡り、カンボジア国防省は8日発表した声明で、両軍部隊が係争地から撤収し従来取り決めの境界線まで戻ることで既に合意したと明らかにした。

タイのプンタン・ウェチャヤチャイ副首相兼国防相が既に事態収拾のため両国で協議を進めており、双方の部隊が2024年合意の配置地点に戻る見通しだと表明。これを受けてカンボジア国防省が声明を出した。

プンタン氏は6月14日開催の両国の合同国境委員会など2国間協議を通じ、国境問題が完全に解決することを期待していると述べた。

一方、カンボジア外務省はタイ当局者宛ての6日付書簡で、国境紛争を国際司法裁判所(ICJ)に提訴するよう改めて要請していた。

プラク・ソコン副首相兼外相は8日、報道陣に同書簡を明らかにした。その中で「こうした国境紛争が抱える複雑さや歴史的経緯、デリケートな性質を踏まえると、包括的で持続的な解決を導くには、2国間対話だけではもはや不十分なことが一段と明らかになってきている」と述べた。その上で「国際法に基づくICJの判決は公正で公平、永続的な解決策となるだろう」と強調した。



[ロイター]
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