今回の研究でミシガン大学のメアリー・アン・リンバッハ率いる研究チームはジェームズ・ウェッブ望遠鏡を使用して、WD 1856+534bが予想外の場所にあるものの、確かに惑星だったことを確認した。

太陽のような低質量から中質量の恒星は、核燃料を使い果たして寿命の終わりが近づくと、まず膨張して赤色巨星になり、その後外層がはがれ落ちて高密度の残存核、つまり白色矮星が残る。

恒星からある程度離れた惑星は、恒星が赤色巨星になっても生き延びられる。実際、そのような太陽系外惑星はたくさん見つかっている。

しかし、恒星から2天文単位(太陽から地球までの距離の2倍)以内の「禁断の領域」を公転している惑星は普通、赤色矮星の膨張で消滅してしまう。

だが最近の観測によって、この禁断領域の中にも惑星が存在するらしいことが分かってきた。それが最初に確認されたのがWD 1856+534bだった。

木星のおよそ5.2倍を誇る質量
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