中国黄金協会は先週、金の地金とコインの国内消費が前年同期比30%増になったと発表。「複雑化する地政学と経済の不確実性が、金の価値保存機能とリスクヘッジとしての役割をさらに浮き彫りにした」と強調した。

トランプ政権が対中関税の緩和を検討していると報じられた先週中頃には、金のスポット価格が3500ドルから一時下落する場面もあった。

カバトーニが「中央銀行による金購入は歴史的な水準」と指摘する一方、アッシュは「中国政府の備蓄量を正確に把握するのはほぼ不可能」と語る。人民銀行は国際通貨基金に対し購入量を報告しているが、発表された数字と実態が一致していると考える専門家は少ない。

その結果、2025年3月時点での中国の公式備蓄(約2292トン)と、実際の保有量(3万トン超との見方もある)には大きな隔たりが生じている。

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