ここで改めて、「触(ふ)れる」「触(さわ)られる」ということについて考えてみたいと思います。たとえば、だれかと談笑している最中に、ちょっと相手の腕に触れる、あるいは相手から触られる、というような経験をしたことがみなさんにもあるでしょう。ただし、それをどんなふうに感じるかは、人によって温度差があるのではないでしょうか。

触られてもあまり気にしないという人もいるかもしれませんし、「触られた」とそのことについて意識する人もいるかもしれません。

性的部位ではなかったとしても、ほんの少しだけだったとしても、性別を問わず、接触するというのは侵入(しんにゅう)的になり得る行為なのです。このシーンのような場合に限らず、自分の考えと他者の考えとが異なるシチュエーションはあります。

異なっていることが悪いわけではありません。相手の感覚や意見を尊重しつつ、自分自身からわき起こる感覚や考えも大切にしてほしいと思います。

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※当記事は「PRESIDENT Online」からの転載記事です。元記事はこちら
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