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佐々木が加入したドジャースの投手陣は群を抜く充実度を誇る USA TODAY SPORTSーREUTERS

いま23歳の佐々木について唯一の疑問は、衝撃的なピッチングを常にできるほど健康でいられるかどうかだ。アマチュア時代もプロ入り後も、佐々木は左内腹斜筋の損傷や肘の故障、肩の痛みといった問題に悩まされてきた。若い彼の体を守るというマリーンズの方針により、過去2シーズンの投球回は、それぞれ91イニング、111イニングに抑えられた。

だが慎重に扱われても、昨季の佐々木の平均球速は低下。一部には、先発投手としての投球数をこなせるのかという疑問も出ている。

スピードを取り戻すために

投手がけがを心配されるのは特別なことではない。MLBで最高の投手を挙げると、大谷翔平、ジャスティン・バーランダー、ジェイコブ・デグロム、サンディ・アルカンタラ、シェーン・ビーバー......。そして肘のトミー・ジョン手術(内側側副靱帯再建術)を受けた投手を挙げると、大谷、バーランダー、デグロム、アルカンタラ、ビーバー......となる。

このリストが示すのは、投手の腕がいつまでも無傷だという保証はないということ。しかし佐々木の場合、将来に向けて明るい兆候が少なくとも1つある。彼が既に才能と生計を守るための措置を講じていることだ。

佐々木はこの冬、獲得を目指してアプローチしてきたMLBのチーム全てに同じ2つの質問をした──なぜ自分の速球は遅くなったのか。それを修正するために何をしてくれるのか。ドジャースは彼が必要とする答えを、最も的確に提供できそうだ。

佐々木のドジャーズでのキャリアスタートに必要なものとは
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