イエメンの親イラン武装組織フーシ派のジャマル・アメル外相は17日、米国の軍事的圧力やイランなど同志国の要請に応えて、紅海でのイスラエル船に対する行動を「縮小」するつもりはないとロイターに語った。

フーシ派は11日、紅海やアデン湾を通過するイスラエル船への攻撃を再開すると表明。米軍は15日、商船襲撃の報復措置としてイエメンに大規模な攻撃を実施した。

 

2人のイラン高官によると、イランは14日、フーシ派の駐イラン特使に口頭で緊張緩和を要請。イランのアラグチ外相は、フーシ派の仲介役をしているオマーンを15日に訪問した際、同様のメッセージを伝達するよう依頼したという。

イランは、フーシ派が独自に決定を下すと述べている。トランプ米大統領は、フーシ派の攻撃の責任をイランに取らせると述べた。

アメル氏はイエメンの首都サヌアでロイターの取材に応じ、「ガザの援助封鎖を終わらせるまで作戦を縮小することはない。イランはわれわれの決定に干渉していない。イランは時に仲裁をしても指図はできないというのが現在の状況だ」と述べた。イランが現地の特使に伝達した内容は聞いていないという。

アメル氏はイラン以外からも行動抑制の要請が来ているとした上で「イエメンは米国と戦争状態にあると認識している。したがって、あらゆる手段を用いて自衛する権利がわれわれにはあり、エスカレートする可能性がある」と語った。



[ロイター]
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