このような事故に前例がないわけではない。アラスカ州でも2018年、仲間のハンターが撃ったクマが尾根を転がり落ち、その直撃を受けたハンターが重傷を負っている。さらに、クマの落下時に崩れた複数の岩もこのハンターに当たった。
またノースカロライナ州では2019年、一人のハンターが木の上にいたクマを撃ったところ、落ちてきたクマがこのハンターにかみ付き、一緒に崖から転落するという悲惨な事故が起きた。ハンターは病院で治療を受け、一命を取り留めた。
このようにアメリカでは毎年多くの人が狩猟中に負傷したり、命を落としたりしている。
国際狩猟教育協会のデータによれば、アメリカでは2002〜07年、銃器に関連した狩猟中の事故が毎年約1000件発生していた。そのうち約10件に1件が死亡事故だった。
(翻訳:ガリレオ)
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