女性は反り腰になりがちで大腰筋がほとんど動かない歩き方に
年齢とともに下腹部が出る要因は、単に太って脂肪が付くからではありません。特に女性の場合、下腹部が出てくる大きな要因は骨盤が後ろに傾くことにあります。
女性は関節が柔らかいため反り腰になりやすく、立っているときに体重がつま先側に乗りやすい姿勢になるのです。すると大腰筋がほとんど動かない歩き方になります。大腰筋は骨盤を引き上げて立たせる役目がありますから、動かさずに弱って硬くなってしまうと、骨盤が後ろに傾き、猫背で下腹が出た姿勢になってしまうということです。
さらに腹筋を鍛えすぎておなかが硬くなってしまうことでも、足がみぞおちから動かしづらくなり、運動能力がむしろ低下してしまいます。筋トレはインナーマッスルを動かさないトレーニングが多いために、動作としては非効率になってしまうのです。
わかりやすく言うと筋トレの動かし方のままで走ってしまうと、いいタイムが出なさそうでしょう? インナーマッスル、いわゆる体幹はカチッと固めるようなイメージではなく、チーターが走るときのような柔軟性が必要なのです。
本来、体は手や足の単独ではなく、連動して動くもの。まず脳からの指令が神経に伝わって、背骨が動き、手足が動きます。「膝腰同側」でこの連動を訓練することで、深層部(インナーマッスル)の筋肉が鍛えられ、背骨、骨盤を動かす正しい歩き方ができるようになります。
スポーツの秋、体に負担なく、疲れずに歩けるようになると毎日が楽しいですよ。
※当記事は「DIAMOND online」からの転載記事です。元記事はこちら。

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