マイク・ジョンソン下院議長(共和党)は20日、トランスジェンダーの議員が連邦議会議事堂のトイレを使用する際に制限を設けるべきだとの見解を表明した。「各人の生物学的性別」を基準にし「女性には女性専用のスペースが必要」と声明で発表した。
トランスジェンダーを巡る権利は右派政治家が批判の対象としている。
問題の発端は、自身をトランスジェンダーと公表して5日の下院議員選で当選した民主党のサラ・マクブライド氏(34)を念頭に、共和党のナンシー・メイス下院議員が女性用トイレの使用を阻止する決議案を提出したことだった。
ジョンソン下院議長は、議員は議場から徒歩10分の場所にある個人事務所のトイレや、議事堂内の男女共用トイレが利用可能だとの見解を示した。
マクブライド氏は「私はトイレについて争うため下院にいるのではない。デラウェア州のみんなのために闘い、家族が直面するコストを減らすためにいる」と述べ、議長に従う考えを表明した。
他の民主党議員らは、議長の判断はいじめに相当すると批判している。
[ロイター]

Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。
米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由
※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます