A:私の子供が生まれる前、大勢の友人と一緒に休暇を過ごしたときのことです。滞在する家の庭で、よちよち歩きの女の子の後を父親が付いて歩いていました。

その子は葉っぱや花に興味津々でしたが、父親はイヤホンをしてポッドキャストを聴いていたんです。「ひどい親だ。娘を遮断して、今この瞬間を味わおうとしないなんて」と、そのときは思いました。

でも自分が幼児を育てる身になったら、「イヤホンパパ」が理解できるようになりました。育児に付き物の単調さは万人向きではないんです。

何かを聴かずにいられない衝動はいずれ、ある程度は自然に収まるのでは? 子供がもう少し大きくなれば会話ができるし、より興味深い存在になる。

でもそれまでの間、あなたが不快に感じているのだから、夫は問題の行動を控えたほうがいいです。自分に対して耳を塞がないでほしいと冷静に伝える方法はありませんか?

夫なりの理由も考えてみましょう。自分の時間が足りないのか、乳幼児が立てる大きな音が苦手なのか、単に退屈なのか。退屈さが問題なら、彼が楽しめて、スピーカーで流しても子供たちの害にならない何かを探してみては?

──レベッカ・オニオン(作家、スレート誌記者)
©2024 The Slate Group

<本誌2024年8月27日号掲載>

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