A:実は私も一卵性双生児の片割れで、周囲の人をだましては両親に怒られていました。10歳のときには、兄弟で同じような服装をするなと言われました。さらに両親は、学校の先生やサマーキャンプの指導員に、私たちを同じクラスやグループにしないよう求めました。最初は双子という「特権」が奪われるようで嫌でしたが、やがてそれぞれが友達をつくり、アイデンティティーを形成していきました。周りが私たちをセットとしてではなく、個々の人間として好きになってくれることも知りました。
あなたも娘さんたちと「話し合う」という姿勢は諦めて、2人がおそろいの服を着るのを強制的にやめさせるべきです。あるいは髪形や髪の色を別々にさせて、2人が絶対に入れ替われないようにすべきです。キャンプでも2人を別のグループにしてもらうよう頼むといいでしょう。娘さんたちは最初は激しく抵抗すると思いますが、大丈夫、そのうち慣れていきます。今のままでは、何かあったときに危険でもあります。早めに手を打っておきましょう。
──ドウィーン・リチャーズ(作家、子育てコメンテーター)
©2022 The Slate Group
<本誌2022年8月30日号掲載>
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。
米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由
※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます