バイデンがプレッシャーを感じていることは明らかだ。彼は大統領選の選挙運動で民主主義対独裁主義の闘いに勝利することを目標に掲げ、特に中国への牽制を強調した。だが今では、対中関税の引き下げを視野に入れている。
バイデンは19年、サウジアラビア人ジャーナリストの殺害を命じたとして同国のムハンマド・ビン・サルマン皇太子(通称MBS)を強く非難。「のけ者」にすると約束した。だが7月、ガソリン高の圧力を下げる狙いで「MBS詣で」に出発する。
前回ここまでインフレが進んだのはレーガン大統領の時代で、やはり再選の危機がささやかれていた。だが、史上2番目に高齢の大統領だったレーガンは最終的にインフレを抑え込み、2期目の当選を果たした。
おそらく史上最高齢の大統領たるバイデンは、奇跡の再現を願ってレーガンの伝記を読み始めるだろう。
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。
米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由
※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます