もう日本を目指さない

日本メディアの偏向報道も目の当たりにした。

07年夏、けがのため母国で療養中の朝青龍の家に、世界的に知られている日本人サッカー選手が訪れた。モンゴル国でのサッカー文化拡大と、貧困児童へのチャリティーも兼ねた試合への出場を、サッカー選手は朝青龍に要請した。

義理人情と友人との付き合いを大切にする朝青龍は、少しだけピッチに立った。すると、日本メディアは「モンゴルでサッカー試合に出る朝青龍は仮病」とバッシングした。

私が憤怒したのは日本メディアではなく、そのサッカー選手が公式の場で明確に否定せず、真相を語ろうとしなかったことである。肝心なときに、日本人は日本人を守るという好例だ。

「龍鵬時代」は永遠に去った。モンゴル人はもう日本の相撲を見なくなった。日本の角界入りを目指すモンゴル人少年も少数ながらいるが、これからは来なくなる。日本に行って差別されたくないからだ。

身体的に決して突出していなかった少年が日本に来て、第69代横綱を務めた。角界を去って別の形で「世界の相撲」として日本に関わるとの夢物語を抱いているようだが、それもやめたほうがいい。

「草原のダワー」に戻ってほしい
【関連記事】