トランプに弱腰の民主党で、怒れる若手が仕掛ける現職「落選運動」
The Democratic Civil War Is Escalating
高校で銃乱射事件を生き延び銃規制強化活動を続けてきたホッグは、民主党で最も著名な若手の一人(6月8日、テキサス州エルパソの民主党大会)USA TODAY NETWORK via Reuters Connect
<「戦えない議員は去れ」──進歩派と若手が仕掛ける草の根クーデターは民主党の古い体質を変えられるか>
2期目のドナルド・トランプ大統領の専制に手も足も出ない米民主党で内部闘争が一段と激化している。民主党全国委員会(DNC)副委員長デイヴィッド・ホッグ(25)が設立した団体が、ドナルド・トランプ大統領と本気で戦わない現職議員を落選させて対立候補を当選させるために数百万ドルを投じると発表したためだ。
2024年の大統領選の民主党候補だったカマラ・ハリス副大統領(当時)がトランプに大敗を喫して以来、民主党は激しく分裂している。
「党が左に寄りすぎて中間層を遠ざけた」と主張する勢力がある一方、進歩派の多くは「党が大企業の顔色ばかり伺って、労働者階級を見捨てた」と反発している。
分断はイデオロギーの違いだけでなく、世代間の対立でもある。
党の中心人物の多くが70~80代になり、「民主党が競争力を保つには次の世代にバトンを渡すべきだ」として、新たな指導者を求める声が高まっている。
若手や進歩派の民主党員は、党指導部のトランプ政権への対応があまりに弱腰だと憤っており、分断はさらに深刻化した。党内では草の根反乱の兆しすら指摘されている。
2018年にフロリダ州パークランドの高校銃乱射事件の生き残りで銃規制強化を訴えてきたホッグは民主党で最も著名な若手の一人で、今年DNCの副委員長に就任した。
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