パイロット・インスティテュートによると、「一般的に自動着陸システムは、視界が悪くて目視で着陸できない場合にのみ使用される。着陸の最終段階は操縦士の目視が頼りだが、視界が悪ければそれが困難だったり、不可能な場合もある」

自動着陸は目的を果たしてくれるものの、「仕方なく、細心の注意を払って使用する場合がほとんどだ」。

自動操縦は一般的には「極めて信頼できる」半面、やはり単なるコンピュータにすぎない。意思決定能力や「人が操縦する場合の自然な『感覚』」はなく、着陸の「洗練度」は人間の操縦士よりも低い傾向があるという。

一般的に、航空機は「相当量の雨」にも対応できる。大雨が問題になるのは滑走路付近の視界が制限される場合や、雨粒が機体に凍り付くような「特異な気象現象」が発生した場合に限られる。

あまりに激しい雨の場合は、前方の視界が低下して地上付近や地上で安全に運航できるレベルを下回ることもある。ただしこうした状況は通常「極めて稀で長くは続かず」、発生は雷雨に関連する場合に限られる。

FAAは2013年2月、「雷雨と認識できる天候は危険とみなす必要がある。どんな雷雨であれ、航空機事故や搭乗者の死亡につながる可能性がある」と通知した。

視界は通常「雷雲の中ではほぼゼロ」になり、「乱気流、ひょう、稲妻など精密な計器飛行を事実上不可能にさせる雷雨ハザードが関係すれば、危険は増大する」とFAAは指摘している。

(翻訳:鈴木聖子)

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