【今週のTED Talk動画】
How to build a business that lasts 100 years
https://www.ted.com/talks/martin_reeves_how_to_build_a_business...
登壇者:マーティン・リーブズ
人間は100年生きるというコンセプトが最近注目されているが、ビジネスの寿命はどうだろうか。経営コンサルタントであるマーティン・リーブズ氏は最近、顧客の社長からこう聞かれたという。「わが社がこれから先100年存在し続けるためには、何をすべきか?」
アメリカの上場企業の平均寿命は30年という短さであるため、これはそう簡単な問いではない。答えを出すべく、リーブズ氏は生物学者に相談し、回復力が高く、寿命が長い自然界のシステム(例えば熱帯雨林)や人間の手によって長く生き残ったシステム(例えばローマ帝国やカトリック教会)を分析した。
その結果、リーブズ氏はそれらに共通する6つの特徴を見つけ出した。そして、この特徴というのはまさに変化に対応する能力なのだと彼は言う。80年代半ばからグローバル化と技術や通信における革命が同時に起き始め、その結果、ビジネスが置かれる環境は過去と比べてますますダイナミックで予測できないものとなってきている。
そのため、そういった目まぐるしく変化する状況を反映し、柔軟に対応できるようになることが必要であると彼は言う。
このTEDトークは、日本企業の例を複数取り上げているという点からすれば日本人にとって馴染みがあるとも言えるが、安定的な環境に適した経営を形作ってきた日系企業にとっても非常に重要なメッセージとなるものなので、ぜひ一度見ておくことをお勧めしたい。
キーフレーズ解説
underpin
根拠になる
(動画6:00より)
underpinのもともとの意味は建築に由来しており、弱い構造を下から支えるというニュアンスを持つ言葉として使われています(例えば、地下に強い基礎を作るためなど)。そこから派生して、何かのコンセプトや主張を根拠づけるという意味を持つようになりました。
今回のTEDトークでは後者の意味で使われており、リーブズ氏は人間の免疫システムをunderpinするものについて説明しています。
ここでいくつかこの表現を用いた例を紹介します:
●Blockchain technology underpins the cryptocurrency industry.
(ブロックチェーン技術は暗号通貨業界の基礎になっている)
●He attacked the analysis that underpinned the report.
(彼はレポートの根拠になっていた分析を非難した)
●Scholars say that Protestantism underpins American values.
(学者によると、プロテスタンティズム〔キリスト教プロテスタント主義〕はアメリカの価値観を裏付けている)