ロシア民間軍事会社「ワグネル」は19日、正規軍と民兵組織との戦闘が激化しているアフリカ北東部スーダンで活動は行っておらず、戦闘には関与していないと表明した。

西側諸国の外交官は2022年3月、ワグネルがスーダンで違法な金採掘などに関与しているとの見方を示したが、スーダンは否定していた。

ワグネルは「さまざまな国外メディアからスーダンに関する問い合わせが多数あり、そのほとんどが挑発的なものであるため、ワグネルの要員は2年以上前からスーダンに滞在していないと表明する必要があると考えた」と対話アプリ「テレグラム」に投稿した。

スーダンの紛争の当事者は、軍のトップで2019年から統治評議会の議長を務めるブルハン氏と、評議会の副議長で民兵組織「即応支援部隊(RSF)」を率いるダガロ司令官。ワグネルはブルハン氏とダガロ氏の双方と長らく接触していないとしたほか、ワグネル創設者のエフゲニー・プリゴジン氏に関連する企業はスーダンで金銭的な利害関係は持っていないとし、今回の紛争は純粋にスーダンの国内問題との見方を示した。

ワグネルの戦闘要員は過去にマリや中央アフリカ共和国の反乱軍に派遣されたが、現在はウクライナ東部の要衝バフムトでの戦闘に投入されている。

[ロイター]
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