2035年までに商業利用というが
中国が計画中の核融合炉はこのZピンチを使ったもので、25年に四川省成都に建設される予定だ。早ければ28年には電力を生成し、35年までに商業利用を実現させるという。
だが、この計画には難題が待っていそうだ。例えば、発表された施設を造るには極めて高性能のキャパシター(蓄電器)数基と、約10秒ごとに1回発せられる強烈な電気ショックを処理できる燃焼室が必要になる。
核融合の研究が進んだとはいえ、実用化には少なくとも10~20年かかるという見方が大勢を占めている。28年に電力供給、35年に商業化という中国の目標は、かなり楽観的なものと言わざるを得ない。
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