<心理学者が公開した「脳がトリップ」するような錯覚体験が味わえるTikTok動画...「びっくり」「信じたくない」>

心理学者がTikTokに投稿した動画が、ユーザーたちを困惑させている。ジュリー・スミス博士の動画は、見る人の目の錯覚を利用して、本当は白黒の映像を鮮やかなフルカラー映像に見せるというものだ。

スミス博士は動画の中で、「ネガティブな残像を経験してもらいます」と、視聴者に語りかける。「本当は色のない映像に色があるように感じるよう、あなたの脳を騙します」

動画の前半部分では、スミス博士も周囲の風景も白黒で表示されており、博士の額には白いバツ印が貼られている。博士が話している途中で映像の色は反転し、博士は「頭にあるバツ印を集中して見つめて」と、見る人に語り掛ける。

そうすることで、「あなたの脳は驚くような働きを始めます」と博士は語る。「目の受容体を特定の色にさらし続けることで、白黒映像に戻った時に脳がそれまでと反転した色を(勝手に)見ようとする」というのだ。

映像の色が反転し、そしてリピート機能で白黒映像に戻った後もバツ印に集中し続けると、博士の言った通り映像がカラーで見えるはずだ。

TikTokのサイトに移動すれば、動画が自動でリピート再生されるので、この不思議な体験を味わってみて欲しい。博士は動画に沿えたコメントで、画面を明るくすればより鮮明なカラーで見られるとしている。

@drjuliesmith

Did you see colour? How long for & what stood out most? Try it with the brightness turned up for max effect! #learnontiktok #illusion #psychology

Say So (Instrumental Version) [Originally Performed by Doja Cat] - Elliot Van Coup

動画を見た多くの人々はこのイリュージョンに驚いたようだ。「トリップした感じ。この目で確かに見ても、脳は信じたがっていないようだ」「すごくびっくり! バツ印に集中していると、映像が白黒の間ずっとカラーに見える」

なぜこんなことが起きるのか。米ノースカロライナ州シャーロットの病院Charlotte Eye, Ear, Nose, and Throat Associatesによれば、「網膜の杆体細胞と錐体細胞が過剰に刺激を受けて鈍感になると、ネガティブな残像が生じる」としている。

「この『脱感作』はイメージの明るい部分を見ている細胞で強くなり、暗い部分を見ているところで弱くなる。そこから目が離れたとき、最も消耗していない細胞が最も強く反応し、最も消耗している細胞が最も弱く反応する。そのため、それまで映像で表示されていた色の反対を見ることになる。多くの『錯視』は、このネガティブな残像を利用している」

ジュリー・スミス博士のTikTok動画
【関連記事】