閉店、廃業が加速する都市の小売・飲食業

一時の感染爆発地ニューヨークの街中を歩くと、ここ数ヵ月で空家がさらに目立つようになってきた。コロナ感染拡大以降、デパートや小商いなど小売全般の閉店、廃業が加速している。飲食店の閉店も今後さらに進んでいくと予想されている。飲食業界団体の最新の調査結果では、新型コロナの影響で来年1月までに州内の飲食店の約3分の2が倒産に追い込まれる可能性があるとされている。

クリントン政権下で労働長官を務めた経済学者のロバート・ライシュは、「アメリカの資本主義は軌道に乗っていない」と述べている。

2008年のリーマンショック時と比較しても「この半年の方が、対富裕層で経済的不均等が甚だしい」と政策研究所のチャック・コリンズ。行政が労働者階級を援助するために何らかのテコ入れ政策をしない限り「富の不均等」は今後もさらに進み、取り返しのつかないことになると警鐘を鳴らした。