Casey Hall
[上海 2日 ロイター] - 米食品大手ゼネラル・ミルズは、中国本土にある「ハーゲンダッツ」のアイスクリームショップを、急成長中の紅茶チェーン運営会社「檸季」が率いるグループに売却することで合意した。中国で海外ブランドの勢いが衰えつつあることを浮き彫りにする新たな事例となる。
現在、中国ブランドは海外競合他社よりも迅速に製品を開発し、より積極的な価格設定を行い、ソーシャルメディアのトレンド対応にも優れる中、市場シェアを奪っている。
ゼネラル・ミルズは売却店舗数・取引条件については明らかにせず、より収益性の高い成長が見込めるブランドや事業機会に注力する方針を示した。今後も、コンビニエンスストアなどの第三者小売業者を通じて、中国国内でハーゲンダッツのアイスクリームを販売し続ける。
関係筋によると、檸季率いるグループは約170店舗を買収する見通し。過去には中国本土に約400のハーゲンダッツ店舗があったという。
2020年にアマンダ・ワン氏が創業したレモンティーチェーンの檸季は、中国および東南アジア全域で急速に拡大し、現在3000店舗以上を展開。檸季はこの取引に関するコメント要請に応じなかった。
中国市場を巡っては、過去数十年にわたり幅広い人気を集めた別の海外ブランド「スターバックス」が、4月に中国事業の支配権を博裕資本に売却する取引を完了させた。