[テルアビブ 1日 ロイター] - イスラエル国防省は1日、フランスがパリで開かれる大規模な兵器見本市へのイスラエル政府関係者の参加を禁止し、同国企業の出展にも制限を課したと明らかにした。
仏国防省はイスラエル企業の出展について、防空・ミサイル防衛に関連する装備や資材の展示に限定されると説明したが、詳しい理由は明らかにしなかった。イスラエル当局者の参加が認められないとの報道についても言及しなかった。
同省は2024年の同見本市の際も、パレスチナ自治区ガザにおける戦闘を理由にイスラエルの参加を禁止していた。
イスラエル国防省報道官は「恥ずべき決定で、政治的・商業的な打算が透けて見える。残念ながら驚きではない」と指摘。「近年のフランスの行動に見られる極めて憂慮すべきパターンに合致する。そのパターンは一貫してフランスを歴史の誤った側に立たせてきた」と述べた。
両国の関係は23年後半以降悪化しており、仏政府はガザやレバノンでの戦闘におけるイスラエルの行動のほか、イスラエルと米国が今年イラン攻撃に踏み切ったことを批判してきた。
一方、ネタニヤフ首相率いるイスラエルの右派政権はマクロン仏大統領が昨年、パレスチナ国家承認を決定したことに抗議した。
同見本市のウェブサイトによると、15日に開幕する今年のイベントには2600社以上の出展者が参加する見通し。