Wen-Yee Lee Max A. Cherney

[台北 2日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は2日、人工知能(AI)ブームを追い風に、中央演算処理装置(CPU)と画像処理装置(GPU)の旺盛な需要に対応できるだけの供給能力を備えていると述べた。台北で開催されているエレクトロニクス見本市「コンピュテックス」に合わせて行われた記者会見で語った。

「われわれは非常に、非常に堅調な成長に対応できる供給を持つが、依然として供給制約に直面している」と説明。台湾が米国の製造業に投資していることから、台湾は米国にとって戦略的パートナーであると述べた。

同社は今後も台湾への投資を継続し、サプライチェーン(供給網)を可能な限り強靭なものにする計画。「現在、われわれは台湾のエコシステムにおいて、どの企業よりも最大の買い手となっている」と語った。

フアン氏は、同社のデータセンター用CPU「Vera」が情報処理において極めて重要な役割を果たすため、GPUよりもさらに普及すると述べた。

エヌビディアは前日、ノートPCやデスクトップPCにAI機能を直接搭載する新PCチップ「RTXスパーク」を発表し、今秋に提供を開始すると明らかにしている。

フアン氏は先週、AI革命の「震源地」と位置付ける台湾に年間約1500億ドルを投資する計画を発表した。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。