Takahiko Wada
[東京 2日 ロイター] - 日銀が2日に発表した5月のマネタリーベースの平均残高は、前年比12.2%減の575兆7634億円だった。前年比減少率は2007年4月以来の大きさ。政府・日銀の為替介入が日銀当預を下押しした。
内訳は、日銀当預が14.7%減の455兆2620億円。減少率は前月の13.5%より拡大した。財務省によれば、4月28日から5月27日までの間に政府・日銀は11兆7349億円の為替介入を行った。
紙幣は1.7%減の115兆8979億円、貨幣は1.1%減の4兆6035億円だった。
5月末のマネタリーベース残高は571兆8775億円で、前月の590兆8731億円を下回った。
マネタリーベースは、市中に出回っている現金と金融機関が日銀に預けている当座預金の合計額で、日銀が供給する通貨を表す。