[キーウ 2日 ロイター] - ロシアは2日未明、ウクライナ各地で大規模な攻撃を実施し、ウクライナ当局によると、東部ドニプロで4人が死亡した。また、首都キーウでは集合住宅2棟が損壊し、1人が死亡、約20人が負傷した。

キーウのクリチコ市長によると、24階建ての集合住宅にミサイルが着弾したとみられ、建物が崩落し、住民らががれきの下敷きになっている恐れがある。また、ポジール地区にある非居住用建物の敷地で火災が発生。9階建ての集合住宅も炎上しており、落下した残骸が屋根を直撃したとみられる。

市長はテレグラムで「オボロン地区では、落下したミサイルの残骸が直撃し、複数の車両が燃えている。2カ所の空き地でも火災が起きており、うち1カ所は幼稚園の近くだ」と述べた。

東部ドニプロへの攻撃では4人が死亡、16人が負傷したと、ドニプロペト​ロウスク州のハンジャ知事がテレグラムで明らかにした。

ロシアは先週、キーウにあるウクライナ軍関連施設や意思決定拠点に対し「一連の計画的な攻撃」を開始すると表明し、外国人に退避を勧告していた。

ウクライナのゼレンスキー大統領は1日、ロシアによる大規模攻撃の可能性に関する警告は依然として有効だと述べ、住民に対し空襲警報に特に注意するよう呼びかけた。

ロシアは一連の攻撃について、実効支配するルハンスク州でウクライナが先月行った学生寮へのドローン(無人機)攻撃で21人が死亡したことへの報復だと説明。ウクライナは攻撃への関与を否定している。

北東部ハリコフ州のシネグボフ知事はテレグラムで、ロシアによる夜間攻撃で11歳の少女を含む少なくとも6人が負傷したと述べた。

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