Stine Jacobsen

[コペンハーゲン 1日 ロイター] - デンマークの社会民主党を率いるフレデリクセン首相は1日、中道左派の連立政権を樹立することで合意したと発表した。デンマーク自治領グリーンランドの将来を巡りトランプ米大統領との関係悪化が続く中、政権を維持する。

少数与党内閣を結成する合意により、フレデリクセン氏は3期連続で首相を務めることになる。12の政党が議席を獲得した3月の総選挙以降、数カ月にわたって続いていた政局不透明感に終止符が打たれた。

フレデリクセン氏は「国王陛下にお会いし、長い交渉の末に政権を樹立できると報告した」と記者団に語った。

有権者の間で生活費高騰への不満が高まる中、フレデリクセン氏率いる中道連立政権は3月24日の選挙で過半数を失った。社会民主党の議席数は50から38に減少。ただ、179議席中最多を維持した。

社会民主党と右派の自由党がそれぞれ新政権の主導権を争う中、2カ月以上にわたる駆け引きの末、フレデリクセン氏が議会内の各党から必要な支持を確保した。

フレデリクセン氏によると、政権の全体的な優先課題は2日に発表され、閣僚は3日に指名される。

新政権が直ちに取り組むべき課題には、トランプ氏が併合をほのめかしているグリーンランドを巡る外交交渉や、ロシアのウクライナ侵攻により欧州の安全保障環境が悪化する中でのデンマーク軍の急速な増強が含まれる。

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