<為替> イラン情勢が注目される中、ドルが上昇した。 イランのタスニム通信は1日、イスラエルによるレバノンの親イラン武装組織ヒズボラに対する攻撃を巡り、イランの交渉チームが仲介者を介した米国との協議を停止していると報じた。これを受け、ドルは上昇。その後、トランプ米大統領が仲介者を介しレバノンの親イラン武装組織ヒズボラと協議し、イスラエルに対する攻撃を停止するとの確約を取り付けたと明らかにしたことを受け、上げ幅を縮小した。 終盤の取引で、主要通貨に対するドル指数<=USD>は0.184%高の99.195。 ユーロ/ドル<EUR=>は0.26%安の1.1632ドル。 円<JPY=>は対ドルで0.28%安の159.710円と、節目の160円に迫っている。月内の金融政策会合での利上げの可能性に関する手掛かりを得ようと、日銀の植田和男総裁が3日に行う講演に注目が集まる。
NY外為市場:[USD/J]
<債券> 米国とイランの和平を巡る協議の行方が引き続き注目される中、国債利回りがおおむね上昇した。米国とイランの協議を巡っては、イランのタスニム通信がこの日、イスラエルによるレバノンの親イラン武装組織ヒズボラに対する攻撃を巡り、イランの交渉チームは仲介者を通した米国との協議を停止していると報じた。これを受け、米国債利回りは大きく上昇した。ただその後、トランプ米大統領がイランとの協議が「急速なペース」で継続していると述べ、イランから米国との協議を中断するという話は聞いておらず、「イランとの協議が終わっても構わない」という認識を表明。これを受け、米国債利回りは上げ幅を縮小した。終盤の取引で、10年債利回りは2ベーシスポイント(bp)上昇の4.473%。一時は4.518%まで上昇した。
米金融・債券市場:[US/BJ]
<株式> 続伸して取引を終えた。米国とイランの和平交渉の行方を巡る情勢が急速に変化するなか、半導体大手エヌビディアがパソコン(PC)に人工知能(AI)機能を搭載する新チップを発表したことを受け、ハイテク株がナスダック総合指数とS&P500種指数を押し上げた。両指数は終値ベースの最高値を記録した。 ダウ工業株30種も上昇し最高値を更新したが、S&P500の主要11業種のうち9セクターが下落する中、上げ幅は限定的だった。トランプ米大統領は1日、イランとの協議が「急速なペース」で継続していると述べた。イランのタスニム通信はこれに先立ち、イスラエルによるレバノンの親イラン武装組織ヒズボラに対する攻撃を巡り、イランの交渉チームが仲介者を介した米国との協議を停止していると報じた。 エヌビディアは6.3%高。ノートPCやデスクトップPCにAI機能を直接搭載する新PCチップ「RTXスパーク」を発表し、今秋に提供を開始すると明らかにした。ジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)によると、RTXスパークはAI時代に向けた「PCの再発明」を目指す同社とマイクロソフトの取り組みの一環。マイクロソフトは2.3%上昇した。 半導体株の反応はまちまちで、クアルコムは8.8%、インテルは4.7%、それぞれ下落。一方、マイクロンは6.6%上昇した。
米国株式市場:[.NJP]
<金先物> 中東情勢の緊張が高まり、インフレ懸念が強まったことで、中央銀行による金融引き締めが長期化するとの見方が強まり、金価格は下落した。スポット金は1オンス=4489.34ドルと前週末比1%安で推移し、米金先物は1.9%安の4506.30ドルで清算された。米ドル高が進み、ドル建ての金属は他通貨保有者にとって割高となった。 市場では、年末までに米利上げが行われる確率が約54%と見られている。金はインフレヘッジとされるが、利回りを生まないため高金利環境では魅力が薄れる。今週は米雇用統計や米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言に注目が集まる。サクソバンクのアナリスト、ハンセン氏は、地政学的リスクやエネルギーショックが落ち着けば、金の強気相場を支えてきた構造的要因に投資家の関心が戻ると指摘した。中央銀行は今後1年も金の純買い越しが続く見通し。
NY貴金属:[GOL/XJ]
<米原油先物> 原油先物は4%超上昇した。米・イラン協議中断への懸念やホルムズ海峡封鎖リスクが意識された。 清算値は、北海ブレント先物が3.86ドル(4.2%)高の94.98ドル、米WTI先物が4.80ドル(5.5%)高の92.16ドル。 イランのタスニム通信はこの日、イスラエルによるレバノンの親イラン武装組織ヒズボラに対する攻撃を巡り、イランの交渉チームが仲介者を介した米国との協議を停止していると報じた。 また、イラン、イエメン、レバノン、イラクのシーア派同盟勢力を含む「抵抗戦線」がホルムズ海峡の完全な封鎖のほか、バブ・エル・マンデブ海峡を含む他の戦線の活性化を柱とする方針を設定したとも報じた。 原油先物は一時6%超急伸。ただ、トランプ米大統領がイラン側から米国との協議を中断するという話は聞いておらず、ヒズボラと仲介者を通じて協議し、イスラエルに対する攻撃を停止するとの確約を取り付けたと明らかにしたことを受け、上げ幅を縮小した。
NYMEXエネルギー:[CR/USJ]
ドル/円 NY終値 159.65/159.
67
始値 159.45
高値 159.76
安値 159.44
ユーロ/ドル NY終値 1.1630/1.16
33
始値 1.1647
高値 1.1650
安値 1.1608
米東部時間
30年債(指標銘柄) 17時05分 100*14. 4.9706
50 %
前営業日終値 100*03. 4.9930
50 %
10年債(指標銘柄) 17時05分 99*11.5 4.4551
0 %
前営業日終値 99*12.0 4.4530
0 %
5年債(指標銘柄) 17時05分 99*26.0 4.1669
0 %
前営業日終値 99*28.5 4.1490
0 %
2年債(指標銘柄) 17時05分 99*30.0 4.0328
0 %
前営業日終値 99*31.1 4.0140
3 %
終値 前日比 %
ダウ工業株30種 51078.88 +46.42 +0.09
前営業日終値 51032.46
ナスダック総合 27086.81 +114.19 +0.42
前営業日終値 26972.62
S&P総合500種 7599.96 +19.90 +0.26
前営業日終値 7580.06
COMEX金 8月限 4506.3 ‐86.7
前営業日終値 4593.0
COMEX銀 7月限 7525.4 ‐62.1
前営業日終値 7587.5
北海ブレント 8月限 94.98 +3.86
前営業日終値 91.12
米WTI先物 7月限 92.16 +4.80
前営業日終値 87.36
CRB商品指数 385.9130 +5.4638
前営業日終値 380.4492