[イスタンブール 1日 ロイター] - トルコ統計局が1日発表した2026年第1・四半期(26年1─3月期)の国内総生産(GDP)は前年同期比2.5%増だった。エネルギー価格の高騰によるインフレ圧力の再燃をもたらした2月末からの米イランの交戦が影響し、3四半期連続で伸びが鈍化した。ロイターがまとめたエコノミスト9人の予想中央値2.7%増を下回った。

前期比(季節・暦年調整済み)では0.1%増だった。イラン交戦の今後の影響が依然として不透明な中、市場では26年通年の成長率を3.15%と見込んでいる。

26年第1・四半期は、情報通信が前年同期比9.5%、農林水産業は4.6%それぞれ増加した一方、産業部門は0.8%減だった。

通貨リラは、対ドルでほぼ横ばいで推移した。

25年の成長率は3.6%のまま、改定はなかった。25年第2・四半期から第4・四半期にかけての成長率は、4.7%、3.8%、3.4%と鈍化していた。

トルコのインフレ率は26年4月に前月比4.18%、前年同月比32.87%となっており、トルコ中央銀行の金融政策に関心が集まっている。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。