[1日 ロイター] - 米実業家バリー・ディラー氏が率いるメディア企業ピープルは1日、カジノ運営大手MGMリゾーツに買収案を提示したと発表した。 MGMの企業価値を180億ドル超と評価する規模となる。

この発表を受け、MGMの株価は16%超急伸した。

ピープルは現在、MGMの発行済み普通株式の26.1%を保有する。今回の買収提案では、未保有分の株式に対し1株当たり48.30ドルを提示した。これは前営業日の終値に対して約10.6%のプレミアムを上乗せした水準となる。

買収は現金で実施する。ディラー氏にとっては、中核のメディア事業を超えた事業多角化の好機となる見込みだ。買収後は、ピープルがMGM株式の50.1%強を保有し、その他の投資家が少数株主となる見通し。

また、消費需要の減速という逆風にさらされるカジノ業界で、M&A(企業の合併・買収)はこの1週間で2件目となる。

5月28日には、米富豪ティルマン・ファティータ氏が率いるファティータ・エンターテインメントが、カジノ運営大手シーザーズ・エンターテインメントを、債務約119億ドルを含めて176億ドルで買収し、非公開化することで合意した。

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