[1日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは31日、自社の第4・四半期ブレント原油価格予想(1バレル=90ドル)およびWTI原油価格予想(同83ドル)について、中国や欧州での原油需要の低迷が大きな下振れリスクになっていると述べた。ただ、中東での供給途絶が依然として価格を押し上げる可能性があるとしている。
中国および西欧の4月の小売売上高データは、ゴールドマン・サックスがすでに保守的に見積もっている4月の石油需要見通しに対し、日量約200万バレルの下方リスクを示唆。これによりブレント原油価格予測が約10ドル引き下げられる可能性があるという。
ゴールドマン・サックスは、アジア全域における石油化学原料の需要低迷が、エチレンプラントの稼働率低下や、中国・日本における化学セクターの工業生産軟化に反映されていると指摘。4月のインドにおけるナフサおよび液化石油ガス(LPG)の需要が前年比で1日当たり15万バレル減少したという。