[6日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは5日付のリポートで、データセンターからの電力需要が急増し、米国の電力市場を圧迫する見通しだと指摘した。設備容量の拡大ペースが加速する中、電力消費量は2027年までに25年末比で2倍以上に増加するとしている。

同社によると、米国のデータセンターの電力需要は25年の約31ギガワット(GW)から26年に41GW、27年までには66GWに拡大する見込み。これにより、米国の総電力需要に占めるデータセンターの比率は約8.5%に高まるという。

こうした電力消費の急増は、データセンターの設備容量が一段と速いペースで拡大していることを反映している。

ゴールドマンは、遅延やキャンセルを考慮しても、米国のデータセンター容量は25年末の水準から27年末までに約95GWへと2倍以上に増加すると予想する。

ゴールドマンは、データセンターの電力需要急増により、すでに逼迫している米電力市場が一段と圧迫され、電力価格の上昇や供給の信頼性低下といったリスクが高まると指摘した。

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