Andrew Goudsward
[ワシントン 6日 ロイター] - 2020年の米大統領選で大規模な不正が行われたとするトランプ大統領の虚偽の主張に基づく捜索で、連邦捜査局(FBI)が1月に押収したジョージア州フルトン郡の投票用紙について、同州アトランタの連邦地裁は6日、司法省が今後も保持できるとの判決を下した。トランプ政権側の勝訴となる。
フルトン郡は、FBIによる捜索は「誤った、信用性のない証拠」に基づいており、合衆国憲法で保護された権利を侵害していると主張して押収された原本の返還を求めていたが、連邦地裁はこれを棄却した。
連邦地裁のブーリー判事は、捜索令状を取得するためにFBIが提出した宣誓供述書に不備があったことは認めたが、原本の返還に必要な法的基準は満たさないと結論付けた。
20年の大統領選を巡る捜査に関し、トランプ政権が裁判で勝訴するのは異例。
11月の議会中間選挙を控え、トランプ氏が一部州の選挙を連邦政府が管理する可能性をちらつかせる中、フルトン郡の訴訟は選挙当局者や専門家から注視されていた。
民主党の牙城であるフルトン郡を巡っては、大規模な不正投票を巡るトランプ氏の虚偽の主張を含め、大統領選に関する陰謀論が渦巻いている。