Rae Wee Yantoultra Ngui
[シンガポール 7日 ロイター] - シンガポールの大手銀行、ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)が7日発表した第1・四半期決算は、純利益が前年同期比4%減の14億4000万シンガポールドル(11億4000万米ドル)だった。不安定な市場環境や金利面の逆風による影響を反映して減益となったが、LSEGが集計したアナリスト予想平均の13億8000万シンガポールドルを上回った。
純金利収入は、指標金利の低下が響き、前年同期比4%減少。純金利マージンは前年同期の2.00%から1.82%に縮小した。正味の手数料収入は過去最高だった前年同期から8%減った。
UOBは手数料収入の減少について、リスクを回避する慎重な市場心理が広がる中、投資銀行および融資関連の事業が鈍化したことに起因すると説明した。
UOBのウィー・イーチョン最高経営責任者(CEO)は声明で「世界的に不確実性が高いままの状況下でも、当社はCASA(当座・普通預金)、ウエルス、カード、ローンが勢いを保ち、主要セグメント全般にわたって事業活動が持ちこたえた」と述べた。
ウエルス部門の収入は前年同期比6%増加。運用資産総額は5%増の1980億シンガポールドルだった。
2026年の通期業績については従来の見通しを据え置いた。