Daniel Trotta

[6日 ロイター] - 米ニューヨーク州の連邦地裁は6日、少女らへの性的人身売買などの罪で起訴され自殺した富豪ジェフリー・エプスタイン氏がマンハッタンの刑務所で書いた遺書とみられる手書きのメモを公開した。

エプスタイン氏は2019年8月、刑務所の監房で死亡しているのが見つかり、自殺と断定された。

メモは「何カ月も私を捜査したのに何も見つからなかった!!!だから15年前の容疑が持ち出された」とした上で、「別れを告げる時を自分で選べるのはありがたいことだ。私にどうしろと言うんだ。泣き叫べというのか。つまらない。割に合わない」と記している。

メモはエプスタイン氏の元同房者で、殺人罪で服役中の元警察官ニコラス・タルタリオーネ受刑者が発見されたとされる。同受刑者の事件を担当したカラス判事は、メモの存在を先週報じた米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)の要請を受けて公開した。

タルタリオーネ受刑者は19年7月に2週間ほどエプスタイン氏と同房だった。エプスタイン氏が同月、自殺未遂とみられる行動を取った後、同受刑者が本に挟まれていたメモを発見したとされる。エプスタイン氏は数週間後に死亡した。

NYTによると、連邦捜査官がメモを確認したことはなく、司法省が公開したエプスタイン氏関連文書にも含まれていなかったという。

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