Yuka Obayashi

[東京 7日 ロイター] - アジア時間の原油先物は反発し、序盤の取引で約1ドル上昇した。投資家は米国とイランの戦闘終結に向けた合意の可能性を慎重に見極めようとしている。

0032GMT(日本時間午前9時32分)時点で、北海ブレント先物は0.88ドル(0.9%)高の1バレル=102.15ドル。米WTI先物は1.12ドル(1.2%)高の96.20ドル。

前日は米国とイランが和平合意に近づいているとの報道を受けて戦闘終結への期待が高まり、両指標とも7%超下落、2週間ぶりの安値を付けていた。ただ、イランのベテラン議員が米国の提案は現実というより希望リストに近いと発言したことなどを受け、下げ幅を縮小した。

日産証券インベストメントの菊川弘之チーフストラテジストは、和平交渉は少なくとも来週の米中首脳会談まで続く見通しだが、それ以降の見通しは依然として不透明だと指摘。原油価格の高止まりが主なシナリオだろうと述べた。

イランは6日、戦闘終結に向けた米国の提案を精査していると明らかにした。情報筋によると、この提案は戦争を正式に終結させる一方、イランの核開発計画の停止やホルムズ海峡の再開という主要な問題は先送りする内容という。

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